祝祭 - Relighten –

祝祭

WONDER FULL LIFE 個展
「祝祭 - Relighten -」

2020年9月25日〜10月4日
minä perhonen galleria
京都府京都市下京区河原町通り四条下ル市之町251-2 寿ビルディング3階
Tel. 075-353-2217 平日11時〜19時 土日祝10時〜18時

2020年10月17日〜25日
mina perhonen elävä I
東京都千代田区東神田1丁目3−9
Tel. 03-6825-3037 11時〜19時 会期無休

 

過去の記憶の連なりから現在が生まれ、今起きている事象が未来を描きだす。

この世に生を得たものはたおやかな希望の連鎖を繰り返し、世界を動かしていく。

2014年から2020年のコレクションにかけてつくられたmina perhonenの毛糸と
WONDER FULL LIFEが出会い、糸のなかに紡がれた物語に耳を傾けながら心に描いたのは、
時を駆ける神馬の姿。

いま、mina perhonenの毛糸が新たな時を重ね、
WONDER FULL LIFEのアートピースへと生まれ変わる。

minä perhonenのコレクションのために、生糸から厳選したものを、丁寧に撚り、染められた毛糸。物語を紡いだ糸は、一着のセーターを編めないほどの量になっても、minä perhonenのアーカイヴで大切に残されていました。

さまざまなつくり手との邂逅を繰り返すなかから、新しいカタチを探求するWONDER FULL LIFEの大脇千加子は、このminä perhonenの糸と出合ったことで、頭のなかに新しいイメージを描きます。

人と近しい場所で暮らしながら共に移動し、働いてきた馬。古代より、神が騎乗するものとして大切に扱われ、晴れを願う白馬、雨乞いのための黒馬を献納する祭事もあるほどに、馬は私たちにとって、神秘的な存在でもあります。そんな馬を崇め、飾るために、手綱やくつわ、面繋、目隠しなど、さまざまな馬具を先達たちは作ってきました。

時を駆け、人々の心をつなぐ神馬の姿、そして馬のために彩り豊かな馬具を作り出してきた我々の歴史を絡めながら、minä perhonenからつくり生まれてきた糸を現在に紡ぎ、未来の意識へとつなぎたい。そんな思いとともに、毛糸に新たな命を吹き込みました。

本展「祝祭 -Relighten-」では、2014年から2020年のminä perhonenのニットコレクションで作られた22種の毛糸を素材に、馬の姿や古代の馬飾りからインスピレーションを受けたタリスマンやウォールアートなどをご紹介します。 また、会場ではメインビジュアルを撮影した写真家、在本彌生の撮り下ろし作品も展示。WONDER FULL LIFEが特別に制作した馬飾りを身につけた道産子馬、さくらが、風を斬りながら大地を駆ける姿。美しく編み込まれた色とりどりの糸が、まばゆい肢体と絡み合う様子を、穏やかな視点から映し出します。